2012年02月12日 21時40分

男山ケーブルそしてケーブルカーのこと。

今回で私が乗った“公共交通機関”としてのケーブルカーのこのブログでの紹介は終わりです。
最後の写真は男山ケーブルの車内と「男山山上」駅の外観です。車内は今見ても“モダン”な感じですし、「男山山上」駅の佇まいは山間の小駅の雰囲気を醸し出しています。好感が持てますね。

ところでこのブログでの紹介順とは別に、実際の乗車順は、この男山ケーブルの後に「能勢電鉄」(平成23年1月30日UP)、「摩耶ケーブル」(平成23年1月28日UP)、「六甲ケーブル」(平成23年1月26日UP)、「鞍馬山ケーブル」(平成22年10月10日UP)、「天橋立ケーブル」(平成22年10月8日UP)を3年がかりで乗っており、最終的に日本のケーブルカーを完乗したのは平成18年9月24日でした。

私が“全国の鉄道乗りつぶし”を意識した昭和52年頃、『乗り鉄』は今ほど確立した鉄道趣味のジャンルではありませんでした。そこに宮脇俊三さんの名著「時刻表2万キロ」が世に出たことで、『乗りつぶし』という楽しみが広く知られるようになり、私もまずは『国鉄完乗』が目標となり、その次に『私鉄・公営鉄道完乗』を目指しました。昭和55年にその時点での完乗を達成しましたが、それから『ケーブルカー』に乗ってみようと思うまでには凡そ20年の月日が流れていました。

「でも…」という繋ぎの表現が日本語として正しいかどうかはいささか自信がありませんが、ともかく『ケーブルカー』“乗り鉄”にはまりました。もしも、このブログをご覧の方の中に完乗を目指している方がおられたら是非、ケーブルカーも乗って下さい。きっとその魅力の虜(とりこ)になるはずです。

    

    ADVERTISEMENT

    電子書籍「稲見駅長の鉄道だよ人生は!!」
    稲見駅長の鉄道だよ人生は!! ―各駅停写の旅―

    カレンダー

    2012年2月
    « 1月   3月 »
     1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    26272829  

    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!