2012年02月13日 18時45分

ケーブルカー番外編「ホテル祖谷温泉」(1)絶景。

“公共交通機関”としてのケーブルカーの次は、このケーブルカーです。

平成22年3月19日のこのブログで、徳島県三好市にある新祖谷温泉「ホテルかずら橋」のケーブルカーをUPしています。そこからJR四国の「阿波池田」駅方面に向かうバスに15分ほど乗った先に「ホテル祖谷温泉」があります。

新祖谷温泉「ホテルかずら橋」のケーブルカーに乗った翌平成15年6月22日、「ホテル祖谷温泉」にあるケーブルカーに乗るため、日帰り入浴を楽しみました。

まずそのロケーションですが、上段写真の赤い矢印の場所にホテルの建物があり、その建物の所から谷底を覗いた下段写真の赤い矢印の場所に露天風呂があり、建物と露天風呂を結ぶケーブルカーの線路が確認できます。
よく目を凝らすと矢印の先に、銀色のケーブルカーがチラッと見えています。

と、ここまでは事実経過のみを淡々と書いていますが、私がかって乗車したケーブルカーの中で「もう一度乗るとしたら?」と聞かれたら、真っ先に挙げたいのがこのケーブルカーです。

所謂『鉄道』としてのケーブルカーではないので、時刻表にも載ってはいませんし、“記録”としての「『乗り鉄』の対象外です。
それでも『なお』です。
「ケーブルカー」の魅力は『風景』と何度も書いていますが、それはこの写真で十分皆様にご理解が得ら得ると思っています。『絶景』です。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!