2012年02月15日 18時53分

上段写真は私が一風呂浴びて帰る時にのるケーブルカーを待っていた時、下ってくる車両を撮影したもので、下段写真は、その車両とほぼ同じ場所近くから渓谷を見下したものです。
私が考えるケーブルカーから臨む“絶景”は、車両の一番「麓」側に陣取り、「山上」側へ『登っていく』時の窓外の風景です。
でもここは違います。最初、目の前に広がる渓谷の広がりを楽しみ、それが下っていくにつれ、渓谷が手に届くような錯覚を覚える場所まで行き着きます。
日本のケーブルカーで、目的地へ向かうのに『下っていく』のは少数派でしょう。
私の個人的な感想で恐縮ですが、「青函トンネル記念館」が該当する位で、「立山黒部貫光」が麓側、山上側のどちらからも乗れるということで例外!です。
もっとも「青函トンネル記念館」では風景は全く見えません。
さて、こうして辿り着いた露天風呂で私の視界に入ったのは渓流と木々の緑だけ!聞こえるのはせせらぎ(というには少々荒々しいが…)と木々の葉音。
身も心の自然の中に溶け込んでいきます。
ただでさえ皆さんに馴染みの薄いケーブルカーで、それも公共交通機関でないケーブルカーを、私が「もう一度乗ってみたい」お勧めするのは如何か?と思わないでもないですが、あくまでも私の好みと言うことで、、、。