2012年02月27日 19時59分

賑々しい装飾のおでんしゃで私と乾杯しているのはいつもの制服姿ではなく私服の木村裕子さんです。それでも「赤い」コートを着ているのは流石です。
木村さんが今回参加することと相成ったのは、昨年末に『名古屋レールアーカイブス(NRA)』の見学に来られた際、NRA会員で日本路面電車同好会の会員でもあるUさんが、以前から『「おでんしゃ」に乗ってみたい』と言っていた木村さんを誘い、そうして彼女の何年越しかの願いが叶ったと言う次第です。
で、下段写真の『ピザ』の話しはあとにして、この「おでんしゃ」の定期運行時の定員は28名。でも貸切の際は30名となります。
その内訳は「ロングシート1列7名×4=28名」+「中間扉の所に椅子2つ(それぞれのテーブルに1つづつ)」=最大30名となっています。この上段写真を撮影してくれたのは、正にこのエキストラシートに座っていた方です。(今回の会の幹事さんでした)
はっきり言ってロングシートの1列に大男が2人もいれば“窮屈!”ですが、不思議なもので「乾杯!」をするとその狭さが親近感に変わります。
さて、下段写真の『ピザ』ですが、この「おんでしゃ」は「おつまみ」「ソフトドリンク」の持ち込みが自由です。但し、食中毒が心配されるものや、匂いの強いものは当然、お断りとなるのですが、そこで「日本路面電車同好会 名古屋支部」の『おでんしゃ』名物とも言えるのが、この『ピザ』の持ち込みです。見た通り普通の“宅配ピザ”ですが、切れ目が参加者30名に合わせ、特別に16等分をお店にお願いし、それを2枚持ち込んでいます。
さてこの『ピザ』はどこで持ち込んだのでしょうか?
それは始発や折り返しの電停ではなく、実は「競輪場前」電停。ここの電停の目の前と言うか、営業所の留置線の直ぐ隣にピザ屋があり、この「おんでしゃ」の到着時間に合わせて『ピザ』を焼き上げ、届けてもらっています。
こんな楽しみも工夫できるのが「おでんしゃ」です。