2012年03月09日 19時17分

車内は空いていましたが、新大阪では数人のカメラを持った方に見送られ、名古屋でも同様の出迎えを受けました。
上段写真は、名古屋駅に着いてから先頭車まで急ぎ、撮影したのですが、お隣の16番線(左側のN700系)に入ってきつつあるのは「のぞみ53号」(東京発博多行き)。名古屋着は18:34ですので恐らく名古屋に少し早着で、「ひかり482号」の名古屋発18:33が少し遅れた偶然の産物からこの「300系」と「N700系」の揃い踏みが撮影できたのではないかと思っています。(確証はありませんが…)
下段写真は、「ひかり482号」を見送りつつ撮影したもので、テールランプがやがて見えなくなり、こうして私の「300系」乗り納めは終わりました。
今日現在、まだ走っている「300系」ですので、これからも暫く『見に出かける』ことは可能でしょうが、流石に乗ることまでは難しいと判断し、この日、敢えてこの「ひかり482号」を選びました。
理由は、まあ、大阪からの帰りの時間を少し遅くすれば乗れたということもありますが、何より「ひかり」とはいえ京都~名古屋間は無停車で、「新大阪」~「名古屋」の所要時間52分は700系、N700系と遜色なく、「300系」がまさに「のぞみ」の先駆者であったことを実感させてくれると思ったからです。
余談:日の出前や夕方、というか今回の様な『夜』の写真を手持ちかつノーフラッシュで撮影できるのは“デジタルカメラ”のおかげですね。フィルムカメラの手持ち撮影では決してこうはクッキリと撮影出来ていなかったでしょう。好みの問題は有るでしょうが・・・。
実はテールランプどころか結構なスピードで動いている車体がピタッと止まっている写真を見て、「テールランプを見ている心は揺れているのに・・・」等と贅沢な感想を持っていました。
一足早いですがこのブログでは今回、書かせて頂きます。『さようなら「300系」。』