2012年03月10日 17時42分

JR北海道と台湾鉄路管理局(1)。

※写真は「海底力モニター体験会参加時に撮影」

今回の上段写真は、平成22年2月21日、『C11207号機』が牽引する「SL冬の湿原号」の釧路運輸車両所の出庫を撮影したもので、下段写真は2月19日、釧路運輸車両所の見学時に撮影した同じく「SL冬の湿原号」のヘッドマークを付けた『C11171号機』です。
何れも「JR北海道釧路支社」と「くしろ圏広域観光推進コンソーシアム」が共催した『冬のSLと石炭のマチ・釧路』というツアー参加時に撮影したもので、平成22年2月26日からこのブログでツアー時の話しをUPしています。
(余談)釧路運輸車両所は通常公開しておらず、特別な許可を得て入っており、そのため車両所内で撮影した写真については「海底力モニター体験会参加時に撮影」と必ず書くことでブログ等での使用が認められています。

ここからが本題です。
今回、この「SL冬の湿原号」と台湾鉄路管理局の蒸気機関車が牽く列車が平成24年3月12日に“姉妹列車”の提携を結ぶことになりました。

上記のツアーでお世話になり、その後親交が続いている「釧路臨港鉄道の会」のブログ「つれづれ鉄道日記」(3月9日)にこの話題が載っており、早速そこからリンクが貼ってあった「JR北海道」HPのプレスリリースを読んでみました。
で、3月12日(月)10:35から釧路駅にて『姉妹列車提携文書交換式』が行われ、日本時間の11:09で台湾時間の10:09、JR北海道「釧路駅」と台湾鉄路管理局「新竹駅」の両駅で同時に機関車の汽笛を鳴らし、列車が出発するというイベントが行われることがわかりました。
そうなんです。同時刻に汽笛が鳴るのです。考えただけでもゾクゾクするのですが、どんなに頑張っても2つの汽笛を同時に自分の耳で聞くことは絶対に出来ません。こればっかりは致し方ないですね。

ところで『C11171号機』と『C11207号機』の2つのC11の写真を使ったのは、この記念すべき日の「SL冬の湿原号」が重連で運転されることによるもので、台湾側も蒸気機関車重連の牽引する列車が運転されます。釧網線沿線に「撮り鉄」さん達が並んでいる姿が目に浮かびます。



ADVERTISEMENT

電子書籍「稲見駅長の鉄道だよ人生は!!」
稲見駅長の鉄道だよ人生は!! ―各駅停写の旅―

カレンダー

2012年3月
« 2月   4月 »
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!