2012年03月20日 17時51分

今日からは名阪間の“ノンストップ”は無くなってしまいましたが気にせず話しを進めます。
「アーバンライナー」から「アーバンライナーplus」に改造された時に、客室設備に変更があり、その中の一つに、「アーバンライナーnext」と同様に下段写真のCCDカメラによる映像が、車端にある液晶モニター(上段写真)で映し出されるようになりました。“展望室”まで出向かなくても、前面展望が見えるのは一つのサービスと言えます(私にはです)が、乗車中の電車の案内や、ニュースも流れますので、名鉄の「ミュースカイ」同様、いつも風景が見えているわけではありません。
ご存知の方が多数派とも思われますので、何を今更と言う方は、今回は読み飛ばしていただいていただきたいのですが、私が「面白い」と感じたのは、そのモニターを通して見える風景というより、カーブ通過時の『カント』が良く分かる点です。
モニターの水平は撮影した写真をフォトショップで少々加工し、電車とカントの関係を実感できるようにしたつもりで、見たとおり想像以上に車体を傾けてカーブを通過していることが分かります。
このモニター写真は、実は10枚以上撮影しており、結果、気のせいなのかもしれないですが、右カーブより左カーブの方がより傾いてみえたり、架線柱の位置も、ここでUPした位置がベスト(ベター?)であることに気付きました。青山越えの前後の区間はカーブが多く、その路線を100キロ以上のスピードで飛ばしていくのでカントが強くなるのは当たり前といえば当たり前なのですが、ただ座席に座っていたこの映像を見るまでは“これほど”とは気付いていませんでした。
なお、右カーブと左カーブの差は、カメラが車体の右側についていることによるのでしょう。
『うつらうつら』としながら、座席で気持ちよく揺られながら、ふと見上げたモニターを見ての感想を書かせていただきました。