2012年03月26日 18時48分

「ドクターイエロー」な日々(3)。

下りの『のぞみ検測走行』があれば当然上りも走るであろうと予測し、3月19日(月)、東京行きの「ドクターイエロー」撮影に挑戦しました。

私が参考にしたHPの“予想”では臨時「のぞみ376号」のスジで、そうであれば名古屋駅発は17:14。
この日私は、前日の休日出勤の振休をもともと取る予定ではあったのですが、この撮影は想定外で、そもそも所用を幾つか入れており、その終わる場所と終わる時間から、撮影ポイントをJR東海道本線笠寺駅南側の新幹線を跨ぐ道路橋に絞り、午後5時過ぎに写真の場所に到着しました。

名古屋駅を定時出発であればこの場所の通過時刻は約3分後。その予想通り黄色い車体が目の前に現れました。等とノンビリした状況ではなく、とにかく必死で撮影したのがこの1枚です。
左側の列車は家に帰ったから時刻表を調べ、多分、「ひかり519号」(名古屋着17:20)の700系と思われます。
2つの列車の擦れ違いと言うか、2つの車両が重なったのは私の撮影意図の範囲外の全くの偶然ですが、その瞬間“気が動転”し、一応置きピンして待っていたのですが、想定より少しシャッターのタイミングが早かった…のと、何せ強風にあおられており、このサイズでも分かる人には分かると思いますがいま一つ決まっていません。でも写っているのが嬉しくてこうしてUPしていしまいました。ご容赦ください。

さてこの場所については御存じの方もいらっしゃるかと思いますが、安全対策のため、細かい目の網が身長よりもはるかに高い位置まであって、脚立があったとしても届きません。そのため、1眼レフカメラでは、その網の目を抜くことが出来ないはずで、私はコンデジの独壇場と思っています。ということで私はいつも通りのコンデジでこの写真を撮影しています。(一眼レフの場合、望遠レンズで網をぼかす手もありそうですが、私はそうした撮影をした経験がありません)

とりあえず2日間にわたる私の「ドクターイエロー」な日々はこうして終わりました。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!