2012年04月02日 18時23分

阪堺電車の真実(6)。

阪堺電車は1乗車200円(平成23年1月15日~)ですが、目的地まで乗り換えが必要な場合は住吉または我孫子道で1回に限り追加料金無しで乗り換えができます。

例えば「恵美須町」から乗車した場合、「住吉」では「天王寺駅前」方面、「住吉公園」方面への乗り換えができ、また「我孫子道」から先に行く場合は、「我孫子道」でこの『乗換券発行機(?)』から乗換券を出してもらってそれを使うことになります。
つまりこの『乗換券発行機』が使われる場面は、その2回になるということですね。

因みに阪堺線の乗換券がどうなっているのか思い、「住吉」で200円を支払って“乗換券”を発券してもらいました。そしてそれを見たら、やはり前記の乗換について記載されていましたが、乗り換えにあたり、時間制限がついているのが「成程」と思った点です。またこの乗換券ですが、利用する方はちゃんとおられ、まあ『利用される阪堺電鉄』というところで少々「ホッ」としたというのが実感です。
ところでこの「乗換券」に私が何故反応しているかの理由ですが、私が知っている時代の名古屋市電にはそれが無かったからです。ただ路面電車も“鉄道路線”と考えれば『乗換』はあって然るべき存在かもしれません。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!