2012年04月09日 19時14分

阪堺電車の真実(11)。

さて阪堺線のセンターリザベーション区間です。堺市内にあり、道路の中の専用線と言える所です。
名古屋で言えば、基幹バスの基幹2号系統の感じでしょうか?もっとも「車」は乗入禁止ですので基幹バスよりも“専用”感はあります。

上段写真は、その『綾ノ町』~『御陵前』間の『花田口』“駅”(ここは“駅”より“電停”と私は言いたい)で、止まっている電車は「351号」の『天王寺駅前』行きです。
一方、下段写真は先回掲載した「162号」(『天王寺駅前』行き)の車内から撮影した『御陵前』~『寺地町』間のグリーンベルト区間で、平成24年2月22日時点では、“菜の花”が咲き誇っていました。
恐らく季節で“花”を植え替えているものと推察していますが、今回、乗っている気分はまるでプチ“なのはな号”(豊橋鉄道)で、車体の塗装が緑色の復刻塗装であっても、と言うよりは後で“菜の花”の黄色と「162号」の色との組み合わせで写真を撮ったらどうだったのだろうとそんなことを思っていました。

今回から暫く阪堺線の“線路の楽しみ”を書きます。ただ全て私見であり、私以外の方にとって楽しいかどうかは別です。ご容赦ください。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!