2012年04月14日 19時29分

今回は「住吉」の「信号扱所」でコントロールしている『天王寺駅前』側の分岐器の話しです。
上段写真が、『天王寺駅前』から『浜寺駅前』と『住吉公園』へと別れて行く方向で、下段写真がその逆に合流する方向です。見た限りですが、別れて行く分岐器には転轍機(てんてつき)があり、合流する方向は電車の重量で押し出して行くタイプで、電車が通過するたびに繋がる方向が変わっていました。このタイプの転轍機(と言って良いかどうかはともかく…)はどういう名称なのでしょう?
電気式でもなく、スプリング式でもなく、まして手動でも無い訳で…。何れにしろ複線が合流する路面電車では良く見かけるタイプです
ところでこの写真を撮影する寸前まで分岐器を整備している方の姿を見かけました。本当はその様子も撮影しているのですが、あまりに真剣(当然と言えば当然ですが…)に作業されており、私は声掛けも出来ず、そのままブログにUPすることも憚られ、結局、今回のシリーズで使うことを止めました。まあ、たまにはそんなこともあります。気紛れな私です。