2012年04月23日 18時06分

地下鉄桜通線の壁画(1)中村区役所

鉄道趣味の一ジャンルに“なってしまった・・・”という言い方を思わずしたくなってしまう『とてつもない』というか、初めて聞いた時には「えっ?そんなのありですか?」と驚愕した『全駅下車』。
横見浩彦さんの名前が直ぐに浮かんできますが、Wikipediaで「全駅下車」と検索すると『杉原巨久』さんの名前が出てきます。(杉原さんは『全駅下車見聞の旅―日本の鉄道全線9600駅』という本を出版されています。)

その全駅下車と写真の地下鉄桜通線・中村区役所駅の壁画との間にはどんな関係があるのでしょうか?
それはさておき、意外と知られていない『名古屋市営地下鉄』の特徴に、桜通線の各駅を中心に、相当数の壁画等の芸術作品が駅のコンコース等に展示されていることがあります。全部まとめて「エキナカ美術館」という表現が過言で無いと言っても良いとさえ思っています。

ということで、今日から暫く「エキナカ美術館」の話しにお付き合いください。

(中村区役所駅の壁画)
*タイトル…「地中の虹」
*作家…瀧川嘉子
*スポンサー…旭硝子(株)
*完成年…平成元年

で、『全駅下車』と壁画の関係ですが、実のところ直接的には何の関係も脈絡もありません。ただ『全駅下車』に挑戦するなら身近なところで、なおかつ桜通線の各駅の様に、降りて楽しめる『線』から始めたら如何でしょうか?と言う提案でありまして、決して私が『全駅下車』への挑戦宣言をしているわけではありません。皆さんへのお勧めです。

今年のゴールデンウィークは、3連休+4連休の方も多いと思います。『全駅下車』の第一歩の参考になれば幸いです。などと言うのは“壁画”の話しを書きたいが故の方便でしょうか?



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!