2012年04月24日 19時24分

地下鉄桜通線の壁画(2)名古屋

桜通線名古屋駅の壁画です。
場所は、桜通線の改札を出て直ぐなのですが、コンコースと言うより、通路と言った方が良い場所のため、ご覧の通り人通りは多くありませんというより、はっきり言って少ないです。それだけにじっくりと作品を楽しめます。

*タイトル…「イメージスペース・名古屋駅の人々」
*作家…高松次郎
*寄贈…東海銀行
*完成年…平成元年
*大きさ…高さ2m20cm、長さ…62m40cm

作家の高松次郎さんについては「Wikipedia」等で検索できますので、興味のある方はご自分でお調べください。何せ、私は芸術を『楽しむ』ことはあっても、芸術家の方(作品)を解説するほどの知識がありません。

一方、大きさは私の手元資料では、名古屋市営地下鉄の駅にある芸術作品では“最長”です。この壁画に沿って歩けばわかるのですが、その長さも感動ものです。でも、ここを歩いている人で、壁画を鑑賞している人は残念ながら一人もいませんでした。名古屋市交通局の宣伝不足なのか、それとも日常の一コマ故、既に空気のような存在となっているのでしょうか?

なお、作品はガラスの中にあるため、写り込みがあったりで写真は極めて撮り難い状況です。もっとも撮影に気をとられることがないので、その分ゆったりとご鑑賞できます。(と、ここでは書いておきましょう)



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!