2012年05月07日 19時53分

850Dに乗ることを決めた時、時刻表を見ていて不思議なことに気付きました。それは「楡原」~「猪谷」間の所要時間が12分であること。
下り列車の所要時間は8~9分なのですが、850Dの様な上り列車は8分で走る列車もあれば何と14分も掛かる列車があるのです。
この区間に交換の出来る「信号所」の存在はありません。
頭の中に「???」が渦巻き、取りあえず「車内お立ち台」に立ちました。列車は極めて順調に走り続け、やがて「猪谷」駅の場内信号機のある場所に差し掛かって停車しました。それが上段写真で、見事に「上本」「下本」「上1」の入線できる3つの線路が全て『赤』となっていました。
暫くして「下本」の下にある「下本(誘)」が点灯。(下段写真参照)
つまりここでやっと“誘導信号機”で駅構内に入線することが分かりました。その時点では、何で“誘導信号機”何だろうと思ったのですが、その直後にあまりにも簡単に謎が解け、私の経験不足(これまであまりにも周りに目を配っていなかった事実!)が如実に出てしまう結果が待ち受けていました。