2012年05月14日 18時15分

高山本線ローカル列車の旅(10)。

「飛騨古川」を出て暫くすると『ピンク』というよりも『桃色』と言う方がピッタリの木の畑が目に飛び込んできました。この木は飛騨名産の『モモ』であると私は確信しており、それゆえ『桃色』という表現が相応しいと感じた次第です。
撮影したのは「飛騨国府」~「上枝」(ほずえ…日本有数の難読駅)の間で、目に付いた最初の畑はカメラが間に合わず、この写真の場所でギリギリ間に合いました。
同じローカル列車の旅でも、冬の飛騨路は「白」のイメージですが、春はこのシリーズの入り口で紹介した『臥龍桜』であったり、季節の「色彩」を感じる旅となりました。

そうこうしている内に、1826Dとしての終着駅「高山」に到着。一番左側の線、駅舎サイドの一番線への入線です。この列車はここから1714Cと列車名を変え再出発です。
因みに2番線に停車中の列車は1711C~1851Dの「岐阜」発「飛騨古川」行きです。

ところでこれらの列車番号の「C」ですが、いつから始まったもので、「C」と「D」の違いって何だっかが全く思い出せませんでした。JR東海の電化路線では「G」とかもあるので、確か列車名に「C」が付いた場合はワンマン運転の気動車で、「G」の場合は電車のワンマンだったような…等と思いつつ…。
「Wikipedia」の「列車番号の付番方法」で検索したらやはりその様な記述があったのですが、何れにしろその歴史までは捜しきれませんでした。

「鉄」ではない乗客の方にとっては、あまりというより全く実用的な意味合いはなさそうな話しでしょう。まあ車内で列車番号が案内されることは無さそうですから…。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!