2012年05月18日 19時24分

「特急」が本当に『特急』だったころ、「高山」~「美濃太田」間の停車駅は「下呂」だけでした。
その下呂駅に到着する直前、飛騨川と言うか、現在の下呂市、旧の益田郡(ましたぐん)界隈では益田川(ましたがわ)と呼ばれている川の鉄橋を渡ります。高山から乗車した場合、この下呂温泉街を望む橋を渡ると「下呂に到着だあーっ」といつも思っていました。
橋を渡ると直ぐに下呂駅到着で、丁度私の座っていた席の目の前に「天下の三名泉 下呂温泉 下呂駅温泉塔」が見えました。
この1714Cは、下呂駅到着時は6分遅れの11:31着だったのですが、そもそも停車時間は16分あり、出発までに10分あることから、車内の方がこぞって温泉の感触を確かめに行くかと思いきや、私を含めほんの数人が楽しんだだけで、折角の温泉をもう少し多くの方に感じてほしいと思いました。
何せ、特急では停車時間が短すぎ、「見る」ことしか出来ませんが、それゆえ普通列車だから可能となる旅を堪能して欲しいと願うのは無理なことなのでしょうか?いささか残念でした。
(追伸)
下呂温泉は私自身、泊まったことがあるのは仕事が1回とプライベートが1回の計2回で、名古屋から近すぎて(?)なかなか行けない場所です。ということはありますがここの温泉は私のお勧めの一つです