2012年05月25日 18時58分

富山地方鉄道富山市内軌道線(1)。

今回、5月1日(火)・2日(水)の2日間、富山に言った目的は、一つは富山ライトレール(ポートラム)について知りたいことが幾つか出てきたこと。(追って報告します)
もう一つは富山地方鉄道富山市内軌道線の「富山大橋」の架け替えによる新線区間の現状を確かめることでした。

上段写真は、平成24年3月24日に開通した“新”「富山大橋」の全景(一寸分かりにくいかも?ビル群の直ぐ上で、川の見切れるあたり。橋の真ん中を7000形も走っているのですが…)で、下段写真は新設なり、複線化された「新線」区間を行く7019号(デ7000形)です。
立山連峰を背景に走る路面電車は本当に“富山らしさ”を感じます。天候が今一つなのは残念ですが、それでも私には十分楽しめるものでした。ピンポイントの日程で出かけたわけですから、贅沢を言ってはいけませんが、人間は(私は)、見えなければ諦めがついたかも知れませんが、『少し』見えるのは、心理的にはかえって「何だかなあ…」などと思ってしまいます。
そんなことはさておき、照明を高い位置に置いた優れたデザインのセンターポールにシンプルカテナリーの架線の美しさは、はっきり言って私好みです。

ところで「橋」の上は出来たてのホヤホヤの美しい姿ですが、旧線区間の撤去は『直ぐ』とは行かないようで、まあ一歩ずつ進んでいくようですが、それとは別に、この「富山大橋」の架け替えによる、富山市内軌道線の運行で、なかなか興味深いことをいくつか発見しました。

鉄道雑誌での既報や、諸兄がUPされているブログ等でも出ていることも多いと思われますが、あくまでも私の『楽しみ方』ということとご容赦いただきたいのと、また情報は5月1日時点と言うことでご承知ください。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!