2012年05月02日 23時48分

明日から丸栄百貨店で「鉄道模型展」。

明日から名古屋・栄の『丸栄百貨店』で第9回「鉄道模型展」が開催されます。

昨年に引き続き、私が会員となっています「非営利活動法人(NPO)名古屋レール・アーカイブス(NRA)」では、写真展示を行います。今日の写真は、そのセッティングのスナップです。

今年のテーマは『名古屋を走ったなつかし・めずらしのJR列車」。NRAでは丸栄の担当の方と、“今年はどんなテーマで写真展示を行うか?”の相談をし、昨年の『名鉄特急歴代写真展』とはうって変わって「JR」にテーマを絞りました。で、テーマを絞ったまでは良かったのですが、『会』として保管している“JR”列車の手持ち写真の種類が意外と少ないのが分かり、かと言って新たに撮影することもできるわけではなく、それこそ会員の手持ちの写真を出し合う総力戦となりました。

(主な写真)
*新幹線100系食堂車
*371系『あさぎり』検査試運転(名古屋市内で撮影)
*ユーロライナー
*キヤ97
その他、東海3県(一部静岡県にて撮影)を走った列車達の写真を用意しました。

「鉄道模型展」の入場料は大人300円です。5月8日(火)まで開催しておりますので、鉄道模型を楽しみつつ私達のブースにもよろしければお立ち寄りください。

※私の撮影した写真もありますが、今回の展示は『会』として行っていますので、撮影者の個人名は出していません。

2012年05月01日 19時40分

地下鉄桜通線の壁画(6)丸の内Ⅱ。

名古屋市営地下鉄「丸の内」駅の改札外で『桜通線』と『鶴舞線』を結ぶ連絡通路は、間違いなく通ったことがあるはずなのですが、上段写真の様に「天井が低い!」ことを発見しました。
ましてその低くなった場所の両サイドに壁画があることは意識した事がありませんでした。

*タイトル…「玄耀〈はるかなるものへ〉」
*作家…デザイン:三塩英春
    製作:日本碍子、シントクナショップ
*寄贈…日本碍子(株)、松下電工(株)
*完成年…平成元年
*大きさ…高さ2m35cm、長さ…12m

なお、上段写真の右側の壁面には「松下電工」の名前があり、左側の壁面に「日本碍子」の名前が嵌め込まれており、そこから察することが出来るのは、2面ある壁画のそれぞれをそれぞれの会社がスポンサーとして作ったのではないかということです。ただそうとも言い切れないと思うのは、『共同出資』『共同製作』も考えられるからです。もっともこの2つの壁画が一対で一つの作品であろうことは私の見当違いではないはずです。

さて、先回の「美術の著作物等の利用」ですが、まず絶対条件は、その全容(上段写真のような)を必ず見せる事です。それがあって初めて下段写真の様な私の気になった(心惹かれた)部分の使用が可能となります。

返して言えば、下段写真のような「作品の一部」を集め、それでも『何枚かをひっくるめれば全容が分かる』であろうとしてUPすることは不可だと考えます。くどいようですが、まずは1枚の写真の中に作品全体が写っていることがマストです。
著作権豆知識でした。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!