2012年06月01日 21時15分

「ぐるっと中部一周ローカル線の旅」の出演者。

「ぐるっと中部一周ローカル線の旅」の南田さん以外の出演者の紹介が遅くなりました。福澤朗さん、渡辺正行さん、中村静香さんの3人です。

福澤さんがいつ頃「鉄道」大好きを語り始めたかは、私の記憶での『時期の確定』は出来ませんが、それでも今ではすっかり定着した感があります。少なくとも私も制作に参加していた日本テレビの番組のスタッフ懇親ボーリング大会で、同じ組で投げあった時には全く知りませんでした。(多分、15年ほど前の出来事です)

そんなことはともかく、昨日の写真の場所もこの写真の場所も、皆さんにはもう察しが付いていると思われ、敢えて書くまでもありませんが、昨日は篠ノ井線の「松本」駅で、今日は勿論「立山ケーブルカー」の車内です。
実は今回の番組の広報用に撮影された写真は、全部で100枚を越えています(デジカメならでは…?)。その中から、昨日の写真もそうですが今日の写真も『撮影はしているが番組広報用(自社の番組宣伝での使用や新聞社などのメディアへの提供用)には“恐らく”使われないであろう』というものを選びました。何故、そう言い切れるかというと、この番組は“ローカル線”を使った『旅』番組であって、決して「芸能界鉄道研究会 鉄研」のような『鉄』番組ではなく、少し譲っても『乗り鉄』番組でもないからです。と、書いておいて何ですが、実際のところは、この番組の広報用に使用され、皆さんの目に触れる可能性のある写真を、単に私が知っているからで、それ以外の写真の中から私が「鉄」っぽいのを選びました。(オチが今一つですいません…)

余談ですが私が番組の制作スタッフをしていた頃、まだ広報用の写真はフィルムの時代ですが、それでも毎回、最低数十枚は撮影しており、その中から1~2枚を選んでいました。
つまり毎回、泣く泣く使えない写真があるのを承知で撮影していたことになりますが、やはりある程度、数を撮らないと“これは!”という写真にはなかなか出合えません。
何故そこまでするか?
その1枚の写真で「その番組を見よう!」と思ってくれる視聴者に期待しているからで、ある種毎回、究極の選択をしていました。皆さんも新聞の「テレビ番組紹介」欄にある“写真”で見る番組を決めたことはありませんか?
自分で言うのも何ですが私はその経験があります。

とりとめのない話しを書いてしまいましたが、福澤さん+南田さんのお二人は、きっと要所要所で「鉄」をキッチリ語ってくれていると期待しています。かつ私にとっては、日本で唯一乗っていない(乗ったのに乗っていない鉄道になってしまった)鉄道である「立山トンネルトロリーバス」を少々悔しい気分で見ることになりそうです。

6月3日(日)15:00~15:55をお楽しみに。



ADVERTISEMENT

電子書籍「稲見駅長の鉄道だよ人生は!!」
稲見駅長の鉄道だよ人生は!! ―各駅停写の旅―

カレンダー

2012年6月
« 5月   7月 »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!