2012年06月04日 21時26分

富山地方鉄道富山市内軌道線(9)おまけ編。

今回、「南富山」から「電鉄富山」への戻りは、「南富山」発18:08の『不二越・上滝線』の電車に乗りました。(今日の写真は、到着した「電鉄富山」駅です)

「南富山」からは9分間の旅で、軌道線との所要時間の差は5分しかありませんが、感覚的には『軌道線は時間がかかる』というイメージが強かったので、鉄道線の9分間は思いのほか長く感じられました。この日、私は富山地方鉄道の「1日ふり~きっぷ」(大人600円)で乗り回っており、このフリー乗車区間に鉄道線の「南富山」~「電鉄富山」間が含まれており、軌道線の同区間の運賃“200円”より鉄道線の“300円”を使った方が得かな?等と言うケチ臭い根性があったことは否定しません。
勿論、同じ道を戻るより、多少待ち時間があっても違うルートを戻るというのは「鉄」の『鉄則』かもしれませんが…。

そんななんやかやで、18:17に「電鉄富山」に到着。ホームで行先表示板(行先票、行先板…)を撮影しているうちに4つの番線が全て埋まりました。その時、たまたま1番線のホームで元西武鉄道の『レッドアロー』を見ていました。
で、出入りする電車があるのは音で分かっていましたが、振り向いた先に・・・もう一編成の『レッドアロー』が!その車体側面には「ALPS EXPRESS」の文字が燦然と輝いており(下段写真)、車内を垣間見ると、やはり普通でないというか、只者でないというか・・・で、確認しようとした矢先にこの電車は出発していきました。

そう言えば「同好の士」がホームにいたことにもっと早くというか、何となく“怪しい”空気に気付くべきでした。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!