2012年06月05日 18時10分

昭和53年の富山地方鉄道(1)。

昭和53年9月11日の「電鉄富山駅」です。現在の姿とは似ても似つかない風景ではあるものの、基本、線路の並びが変わっていないのが返って新鮮でした。

この電車には「162」という番号がついており、後ろに繋がった電車は、「14753」(14750形)です。左にチラッと見えているのは「10025」(10020形)を先頭にした3連です。(反対側の先頭は「173」)

この14750形が姿を消して随分長い年月が流れていますが、でも私の世代にとってはこんなスタイルこそが“現役”の電車のイメージで、「こんな時代もあったなあ…」と懐かしい反面、寂しくもあります。

この前日(9月10日)、私は「名古屋」(23:49発)から急行「のりくら」(宇出津・立山行き)に乗り、「富山」には4:36に到着しました。
そして朝一番から富山地方鉄道の乗りつぶしをしており、「稲荷町」(5:22発)~「岩峅寺」(5:49着、5:50発)~「立山」(6;16着)。
「立山」(6:21発)~「寺田」(7:03着、7:20発)~宇奈月温泉(8:42着)。
この後『黒部峡谷鉄道』を往復し、「宇奈月温泉」(13:07発)~「電鉄富山」(14:23着)の電車に乗ったと手元のメモにはありました。

続いて軌道線に乗っているのですが、その乗り換えの僅かの時間にこの駅のホームで数枚の写真を撮っていました。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!