2012年06月07日 22時18分
「さてこの写真の場所は?」と言って、クイズに出したくなってしまう風景ですが、今、この場所に電車は走っていません。
かって軌道線の「西町」と鉄道線・不二越線の「不二越駅」を結ぶ『東部線』(「西町」~「中教院前」)、『山室線』(「中教院前」~「不二越駅前」)があり、もっとも線名は2つですが、実態は「西町」~「中教院前」~「清水町」~「元町北銀前」~「不二越駅前」を結ぶ1.4キロの1つの路線で、写真はその終点「不二越駅前」直近です。車が少ないこともあり、街並みがゆったりしているかのように見えます。
次にこの写真は「大学前」です。新「富山大橋」の架け替えに伴う工事が始まる直前までこの姿であったかどうかまでは、申し訳ありませんが私は調べていません。ただ言えるのは後ろに写っている「相互銀行」の看板のある建物の場所に、今、銀行はなかったような記憶です。
最後の写真は「新富山駅前」の近くで、今とは相当に風景が変わっています。
昭和53年9月11日、私の軌道線乗車の足取りは、「富山駅前」(14:34発)~「南富山駅前」(14:52着)、「不二越駅前」(15:07発)~「西町」(15:15着、15:18発)~「大学前」(15:40着)となっています。