2012年06月20日 21時04分
新大阪駅に「蒸気機関車から新幹線へ」という展示があります。私は「新大阪」駅を私用・仕事を合わせ、少なくとも5~60回は使っているはずですが、この展示をしっかり見たのは今年の2月22日でした。
そうなんです。「近鉄の名阪ノンストップ特急」(3月13日~UP)、「阪堺線」(3月28日~UP)、「新幹線300系の名残り乗車」(3月8日~UP)に出かけた正にその日でした。
阪堺線に乗った後、新大阪に直行し、少々時間があったので、この展示の場所でしばらく時間を費やしました。
左から蒸気機関車29600(9600形)の動輪、蒸気機関車C57155(C57形)の動輪、新幹線21-50(0系)の車輪です。C57の動輪の大きさに圧倒されますが、それにしても新幹線の車輪が思っていたより小さく感じたのが意外でした。
また新幹線の車輪は『動軸』で、歯車が見えるように展示されており、「成程!」です。
さてこの展示はいつからあるのでしょうか?この場所に設置されていた解説の銘板には「東海道新幹線開業20周年を記念…」「昭和59年10月1日」「日本国有鉄道新大阪駅」とあり、すでに四半世紀を越える時間が過ぎており、それを見た私は、正直言ってあまりの古さにぶっ倒れそうになりました。「あったのは知ってはいたのですが…」等と言いつつ、そんなに時間が経っていたとは自覚していなかったこともあり、自分自身に呆れ返るばかりでした。まあそんなものですね。
因みにこの日、16:50頃にこの場所にいたのは、待ち合わせの人、静かな場所で携帯電話で話しをしたい人(何と!入れ代わり立ち代わり)といったところで、この展示の見物客は皆無でした。(私を除き…)
土・日とか夏休みといった時期には多少でも見学者はいるのでしょうか?新大阪駅で10分の時間があれば、この場所を見学するのは一興です。