2012年07月01日 21時07分
名鉄「神宮前」駅の北側にあるJR東海/東海道本線『御田踏切』・名古屋鉄道『神宮前1号踏切』が今日から廃止されました。今日の夕方、たまたま名鉄神宮前駅近くに車で行く用事があり、ついでにこの写真を撮りました。(JR側から撮影)
トラ柵のみならず、仮設のガードレールも設置され、如何にも行き止まりの風情で、昨日までここに『踏切』があったとは思えない状況です。
話しは今朝に戻りますが、我が家では中日新聞を購読しているのですが、この踏切廃止のニュースは何と1面!しかもその写真の大きさは正に“トップニュース”と言っても過言では無い扱いとなっていました。名古屋で長く暮らす者としてはその扱いは「成程」と思いました。
ご存知の方が殆どでしょうが、この踏切は職員が常駐し、手動で遮断機が上下されていました。それは単に希少価値と言うだけではなく、その動作する回数が半端ではなく多かったのが特徴で、職員の方は踏切を利用する歩行者・自転車の利用者・車などの動きに常に注意を払う必要があり、『半開き』という独特の形態もあって、その仕事はプロ中のプロであると私は思っていました。一方、職員さんの動きや、遮断機の上下に合わせ、特に自転車の利用者で慣れている方の踏切の渡り方などは見ていて飽きることのない存在でした。もっともこの踏切での事故もあり、今回の廃止は止むを得ないでしょう。