2012年07月03日 22時05分
LRTと言うのは、『様々な工夫が施されたシステム』ではありますが、もう一つ、“デザイン”というポイントがあります。車両の外観もそうですし、富山ライトレールのTOYAMAの「T」をモチーフにした深いブルーが印象的な『シンボルマーク』もそうでしょう。そして電停のデザインも目を引きます。
これは「岩瀬浜」の電停にある『北前船』(きたまえぶね)の絵(右側)とその解説(左側,ベースは江戸時代の地図と思われる)で、アルミ建材メーカー大手「YKK AP」の協賛とありました。
この2枚のボードはとても目を引く存在で、私の様な者が口にするにも憚られますが、『グラフィックデザイン』とはこういう事か、また、『LRTのトータルデザイン』とはこういう事なのかと改めて認識されられました。
そしてこちらは車庫のある「城川原」電停のグラフィックで、JR時代の「城川原」駅の写真が飾られていました。
私の悪い癖で、全停留所が「岩瀬浜」「城川原」のように駅周辺であったり、駅そのものの歴史が分かる展示があるかどうかについては、確認し忘れましたが、こうした存在は、「LRT」でなくとも出来そうですが、“新規”の路線であったからこその成せる業であり、何かきっかけが無ければこうしたことは出来そうにありません。
と、ここまで書いていてというか、自分の撮影した写真を拡大して見ていて気付いたのですが、JR「城川原」駅の写真と電車を待つための椅子の間に小さな丸いボードが埋め込まれており、そこに何か書いてあるのを見つけました。ただ1枚2MB程度の写真ではそれを確認するには限界があり、次回の訪問に持ち越すことにしました。