2012年07月06日 22時42分

ミュンヘンのトラム(1)とするつもりでしたが…。

今回からは、ドイツ・ミュンヘン市のトラムの話しを少々。ミュンヘン市の人口は130万人強。日本でいえば福岡市・川崎市よりも少なくさいたま市より多いといったところでしょう。

その市街地にUバーンと呼ばれる地下鉄7路線、そしてSバーンの路線が10路線、更に路面電車(トラム)の路線が11あります。(ミュンヘン運輸交通連合のホームページの路線図で数えています・・・)

鉄道の利便性が高い都市と言えましが、決してミュンヘンがドイツでは特別な街ではなく、一般的に言ってドイツの各都市の公共交通はしっかりしている気がします。

さて、今日は猫の写真ですが、日本でも和歌山電鐵に「猫の駅長」さんがいたり、小湊鉄道「高滝」駅にも駅猫がいたりで、猫と駅には深いつながりがあります(久しぶりに筆が滑っています…)が、こちらはミュンヘンの中央駅から18番系統の路面電車(『富山ライトレールの楽しみ方(1)。』で紹介した写真の路線)におよそ20分揺られた「Gondrellplats」(18番系統の終点)で見かけた“ドイツ”の駅ネコです。

それにしてもこんな素敵なお出迎えがあるとも思っても見ませんでした。緑化軌道を背景に、一見、堂々としていますが、この距離が限界で、これ以上近づくことは許してくれませんでした。実はこの位置で電車の到着を待っていたのですが、電車が近づくにつれて悠然とこの場所を離れていきました。なかなか上手くいかないものです。

 

私の知り合いに猫の写真を撮り続け、その写真を公開する『ねこきこう』というブログをやっている早川敦子さんと言うタレントさんがいるのですが、別段その方に影響を受けているということはないのですが、駅に猫がいると思わずシャッターを押してしまいます。

因みにこの写真は昨年(平成23年)6月4日に房総半島を横断した時に小湊鉄道「高滝」駅で、列車の窓から「いるっ!」と思い、反射的に撮影したものです。

勢いでもう一枚。こちらは台湾中部の「追分」駅(海線)での駅猫です。平成20年8月24日、ここの猫もなかなかいい位置で撮影させてくれませんでした。結構何回も挑戦したのですが、画面の右下にちらっと見えるこの写真がBESTという体たらくで、この段階で撮影を断念しました。なお、私と入れ替わりに追分駅にいた方(「鉄」っぽかったのですが…)が引き続き猫にカメラを向けていたのですがどうだったのでしょうか?まあ“駅猫”の紹介ということでお許しください。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!