2012年07月18日 20時20分

名古屋地下鉄散歩(2)続・久屋大通駅

地下鉄「久屋大通」駅には、『人間賛歌』の他にも“壁画”があります。

一つがこの「子供とひまわり」で寄贈者は安田海上火災保険株式会社(現・株式会社損保ジャパン)で、完成したのは平成元年9月です。その絵はタイトル通り、『子供』と『ひまわり』が描かれおり、ファンタジーという言葉が似つかわしい、心和むデザインであると私は思っております。さて、この壁画の在る場所は・・・?

もう一枚、こちらの壁画の場所もここでは書きません。この駅を日常的に利用している人でも、意外とその存在に気付かず前を通り過ぎているような感じです。前に書いたかもしれませんが、これらの「久屋大通」駅の壁画も、私が写真を撮っていたことで“ヘエーっ”といっている人の声を確かに聞きました。

さて下段の壁画のタイトルは『ラプソディー・イン・ブルー』。エカチェリーナ・ゲツォワ(ブルガリア)作で寄贈者は「三越」。

ところで『ラプソディー・イン・ブルー』と言えばアメリカの作曲家/ガーシュインのオーケストラ曲として知られています。その曲は何度か聞いたことがある(すいません。「仕事」で…、です。)ものの、そのタイトルの意味を考えたことはこれまでありませんでした。

“ラプソディー”という言葉は日本語では“狂詩曲”と訳されており、この壁画はそのタイトルから、作家はどんな『青色』を基調にその「イメージ」を広げたのだろうかと考えていたら、壁画につけられた解説には「人間中心の未来都市。そこでは、人々はよりいっそう青空の下の集いを希求・・・」とありました。などと言うのは勿体の付け過ぎで、実際の所は、壁画タイトルの下に解説が掲示されています。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!