2012年07月18日 20時20分
地下鉄「久屋大通」駅には、『人間賛歌』の他にも“壁画”があります。
一つがこの「子供とひまわり」で寄贈者は安田海上火災保険株式会社(現・株式会社損保ジャパン)で、完成したのは平成元年9月です。その絵はタイトル通り、『子供』と『ひまわり』が描かれおり、ファンタジーという言葉が似つかわしい、心和むデザインであると私は思っております。さて、この壁画の在る場所は・・・?
もう一枚、こちらの壁画の場所もここでは書きません。この駅を日常的に利用している人でも、意外とその存在に気付かず前を通り過ぎているような感じです。前に書いたかもしれませんが、これらの「久屋大通」駅の壁画も、私が写真を撮っていたことで“ヘエーっ”といっている人の声を確かに聞きました。
さて下段の壁画のタイトルは『ラプソディー・イン・ブルー』。エカチェリーナ・ゲツォワ(ブルガリア)作で寄贈者は「三越」。
ところで『ラプソディー・イン・ブルー』と言えばアメリカの作曲家/ガーシュインのオーケストラ曲として知られています。その曲は何度か聞いたことがある(すいません。「仕事」で…、です。)ものの、そのタイトルの意味を考えたことはこれまでありませんでした。
“ラプソディー”という言葉は日本語では“狂詩曲”と訳されており、この壁画はそのタイトルから、作家はどんな『青色』を基調にその「イメージ」を広げたのだろうかと考えていたら、壁画につけられた解説には「人間中心の未来都市。そこでは、人々はよりいっそう青空の下の集いを希求・・・」とありました。などと言うのは勿体の付け過ぎで、実際の所は、壁画タイトルの下に解説が掲示されています。