2012年07月26日 20時08分

名古屋・鉄道散歩(7)地下鉄桜通線吹上駅続編。

「吹上」駅の壁画(彫刻?彫像?)はなかなか不思議な空間です。その立体感がよりそう思わせている感もありますが、壁画の右端上部にある点に見えるものは『鳥』であり、右端下部にいるのは『犬』です。

恐らく上にいる『鳥』に反応しているのでしょうが、それはなかなかユーモラスな光景で、見入ってしまうのは恐らく私だけでは無いはずです。

ところでこの壁画の真ん中に近い部分に“時計”が組み込まれています。この時計は飾りではなくちゃんと動いており、因みにこの写真を撮影した時間はカメラの時計で「11:41」で、この写真の時計が指し示していると同じです。

もっともここに時計があることを、毎日利用している人でもどれほどの人が知っているのでしょうか?因みに何て偉そうには言えませんが、私は今回、この写真を撮影するまで全く知りませんでしたし、ましてその時計が動いているなど予想だにしませんでした。

「そんなに早く走らないで。人生でもっとも美しいものを見失ってしまうから。」等と言うまでもなく、走っていなくても見落としているものの多い人生だった!と反省しきりです。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!