2012年07月27日 20時30分
「吹上」駅の次は、本来なら「御器所」駅となるのですが、日本時間で明朝にロンドンオリンピックの開会式が行われますので、「瑞穂運動場西」駅に飛ぶことにしました。そしてその壁画は、流石「瑞穂“運動場”西」駅!
今日というこの日にこの壁画を紹介することはきっと皆様のご賛同を得られると信じています。その壁画の中には、スポーツ選手の様々な動きの瞬間が、独特のタッチで切り取られています。タイトルは「躍動 走・跳・投」。作画は斎辰雄(ときたつお)氏。寄贈者は東海廣告株式会社です。
この時期だからこそタイトル通り、この駅の壁画がより“躍動”して見えると言ったら穿った見方でしょうか?
壁画に表現されているスポーツは、それぞれが一目瞭然なのでその種類はここでは書かないでおきますが、それを楽しむだけでなく、実はタイトルの文字もとても味がある素敵な作品です。
毎度のことながら話しを本線から側線に分岐させます。ここの壁画を見ていたら昭和39年(1964年)に開催された東京オリンピックの時に発行された記念切手を思い出しました。実際には絵のタッチも全然違うのですが、何故か私の中でイメージが繋がりました。恐らく一つ一つのスポーツの躍動感がそう感じさせたのでしょう。