2012年08月03日 22時18分
「軌陸両用式作業車」とか「軌陸兼用車」と呼ばれる車両をこれほど間近に見たのはあまりありません。
要するに、軌道と道路の両方走れる車となのですがこの「軌陸車が好き」と言う人は決して少なくないはずです。と、書いておいて何なのですが、私にとっては普段は気にならないものの、見かけると妙に興奮する類(たぐい)のものです。
次は是非、線路上で活躍しているところを見てみたい(別に大井川鐵道でなくとも…)とは思うものの、ドクターイエローと同じくらいか、ネットで稼働情報を見かけない分(私の捜し方が悪い?)、希少性があるかもしれません。
この写真は車体の真ん中にある『ターンテーブル』(という名称で良いですよね?)と、軌道用の車輪です。何とも言い難い雰囲気が私に迫ってきます。
ところでこの大井川鐵道の「軌陸車」ですが、その荷台の後ろの方に、青色の塗装で消されてはいましたが、何となく『MEITETSU』の文字が読み取れます。車両区の駐車場に、廃車となったと思しき軌陸車があったので、その置換用にここにやってきたものと思われます。ただ私には名鉄の軌陸車の知識が全くないため、その出自が名鉄かどうかについてこれ以上、書くことが出来ません。
そう言えば北海道の釧網本線で乗車した「DMV」は、考えるまでもなく「軌陸車」であり、私は、軌道用の鉄輪と道路用のタイヤの切り替えを車両に乗って体験していることを思い出しました。だから何なのだと言われればそれまでですが…。