2012年08月09日 21時43分

名古屋・鉄道散歩(10)地下鉄桜通線桜山駅。

7月28日以来の桜通線の壁画です。「市バス・地下鉄とことんスタンプラリー」をされてる方は是非、桜通線周遊の際は、壁画もお楽しみください。

さて今回の桜山駅は壁画の宝庫です。計5枚の壁画がズラリと並ぶその姿は「圧巻!」という言葉に尽き、その全てをじっくり鑑賞すると、20~30分では足りないでしょう。

まずは1枚の壁画を紹介します。と言ってもこの壁画を“先入観”なしに見ると、写真のようにとてつもない長さにまずは驚かされます。そして手前には美しい桜の姿が!

正面から見るとこんな感じで、まるで日本画を見るが如きです。その美しさに息をのみます。

壁画のタイトルは「桜」(作家は稲垣進一氏)と「桜山物語」(作家は斎藤睦氏)。上段写真部分が「桜」と思われ下段写真が「桜山物語」と思われます。

路面電車のある風景はもう1パターンありますが、それは単なる風景ではなく、結構トラップが仕掛けられており、細かいところで思わず目が留まってしまいました。ここでトラップという表現を思わず使ってしまいましたが、現物を見ていただければきっとご納得いただけるはずです。「鉄」活動に励む身(私も含め)としては、なかなかこうした地下鉄の壁画までテリトリーが広がらないという現実はありますが、でも桜通線の壁画散歩は全駅を1日で十分回れますし、少なくとも「御器所」「桜山」「瑞穂区役所」の3駅は「鉄」心をくすぐり見る価値はあります。ここは敢えて断言させていただきます

 

寄贈者は桜山商店街振興組合、学校法人愛知文化服装専門学校、株式会社エクシング、株式会社大丸、アーバンテクニカ株式会社、乃一塗装工業株式会社となっていました。

さて「桜山」駅の壁画の紹介はこの2枚に留めますが、この他にも「希望の桜」「江戸時代の名古屋 人・まち・風俗」「BIRD’S EYE」があります。

    

    ADVERTISEMENT

    電子書籍「稲見駅長の鉄道だよ人生は!!」
    稲見駅長の鉄道だよ人生は!! ―各駅停写の旅―

    カレンダー

    2012年8月
    « 7月   9月 »
     1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    262728293031  

    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!