2012年08月10日 21時14分
「瑞穂区役所」駅の壁画は学校法人越原学園の寄贈です。名古屋の方なら「名古屋女子大学」と言えばどなたでも分かっていただけるでしょう。
タイトルは「四季の旅“Journey Through The Seasons”」。学校法人越原学園のHPにこの壁画についての説明が記載されており、そこには『ひとつながりの風景の中に、だんだんと移り変わる四季を表現しています。』とあり、正にそれを実感できるものとなっています。
ところで越原学園のHPで思わぬ記述を発見しました。それは「桜通線に何故壁画が整備されたか?」と言うことです。その全文を引用させていただきます。
『壁画美装化の目的 地下鉄桜通線の壁画美装計画は、地下空間が持つ、狭さ・冷たさ・無機質といった面を緩和・解消するために、桜通線全駅に芸術性の高い壁画を設置し、潤いある公共空間を作ることを目的として、名古屋市交通局から発案されました』
私が壁画の魅力に惹かれてこのシリーズを書いていることから、名古屋市交通局の狙いは少なくとも私には当たったと言えそうです。また交通局の狙いもさることながら、何より多くの企業・団体の賛同が得られ、その協力により形となって実を結んだことは素晴らしいと思っています。