2012年08月14日 19時44分

名古屋・鉄道散歩(15)地下鉄桜通線野並駅。

名古屋・鉄道散歩、地下鉄桜通線の壁画巡りはここ「野並」駅で終わりです。ここから先、「鳴子北」駅~「徳重」駅までの各駅で、私は壁画を見つけられませんでした。

で「野並」駅に2枚ある壁画の内、鳴海製陶株式会社が寄贈した「WHITE CONCEPTION」です。デザインをされたのは川村秀樹氏。鳴海製陶製品のボーンチャイナの特殊施釉品にて制作されたとの説明があり、恐らく私の理解する言葉として『釉薬(うわぐすり)』がかかっているのではないかと思ったのですが、非常に綺麗な仕上がりとなっています。(専門外の分野について、なんだか偉そうに論評しているようで申し訳ありません)

正面からでは分かりにくいのですが、実際にはこのように立体的に構成されています。またこの写真から「鶴里」駅に続いて生花があるのも見て取れます。

 

で、この壁画の解説にはもう一枚プレートがあり、そこには「当社では、地球環境を守るため、この壁画照明の消灯を行うことにより、省エネルギーに努めています 鳴海製陶株式会社」と書かれていました。

確かに消灯はされているのですが、生地が白いので、鑑賞にあたっての不都合はあまり感じませんでした。それより消灯の影響はこの駅のもう一枚の作品「童里―夢(どりーむ)」の方で、あまり見易くはありません。

 

これはここ「野並」駅だけの事ではなく、他駅でも作品によっては見難いものがあります。もっともそれで、『エキナカ』芸術が左右されるものではないと思っていますが…。よろしければ皆さんもお出かけになっては如何でしょうか?

 

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!