2012年08月17日 20時56分

「天竜浜名湖鉄道」(天浜線)文化財めぐりの旅(2)。

「前後」発10:06の急行は快調に走って行きます。そうしている内にこの日の最初の“イベント”(私にとって)が近づいてきました。

まあ、それほど珍しい風景ではなく、私が単にこれまで写真を撮っていなかっただけなのですが、それがこの舞木(まいぎ)信号所です。名古屋本線の「藤川」~「名電山中」の間にあって、単に「舞木検査場」への引き込み線が分岐しているだけなのですが、私の興味はそこに存在する「ホーム」です。

恐らく乗務員用のもので長さにして20メートルもない感じで、もの凄い過疎地の臨時乗降場でももう少しホーム長はあるのではと思ってしまうほどでしたが、それでも2011年1月15日にUPしたオーストラリアの「ZIGZAG」駅のホームよりは存在感がありました。で、なぜ写真を撮ったかと言えば、「いつかはこのホームに立ってみたい」という『だけ』のことで、でも気持ちは分かってほしいと切に願っています。

そんな写真を撮影しつつ「国府」駅で祭礼の提灯を見つけました。こうしたものを駅で見つけるとどんな祭りなのかつい気になってしまうのですが、既に電車は動き始めており、そもそも目的地に向かわなければなりません。

ところで3500系の良さは120キロ走行と「車内案内表示器」を備えているところ。この写真は、実は「118キロ」を指しており、決して「110キロ」ではありません。この「118キロ」の前後には「120キロ」走行もあったのですが、例によって、カメラではちゃんとした数字が撮影できず、「118キロ」でタイミングが合ったのが精一杯でした。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!