2012年08月28日 21時25分
昨日(8月27日)、南田裕介さん撮影の「シキ」をUPしたところ、南田さんの撮影場所の相談を一緒にした古池直之さんから1枚の写真が届きましたので今日はそれを紹介します。
中央本線の「大曽根」~「新守山」間にある矢田川橋梁で、逆光なおかつバックショット狙いで撮影したとのことでした。(9:56頃撮影)
この写真について撮り鉄ではない私が感想を述べるのも如何なものかとは思いつつ、それでも少し書かせていただきます。
まず列車がシルエットで、それにより青空がより強調された感じがし、どこかのんびりというかまったりとした空気感を感じました。逆光撮影というのはこういう効果もあるんですね。またバックショットであることがよりそう感じさせるのかもしれません。
昨日の南田さんの写真もそうですし、古池さんの写真も同様ですが、私の写真との決定的な違いは電柱の配置です。例えば電化路線の場合、列車編成のどこに電柱を“配置”(という表現でお許しください)するかがポイントとなってくると思っていますが古池さんの写真でいえば、機関車と積荷に電柱がかかっていません。南田さんの写真にも当てはまります。(私のレベルとは全く異なります)
「シキ」の積荷の位置は、実際に走っているところを見ることが極端に少ないので、事前に感を働かせることも難しいでしょうからある種偶然かも知れませんが、それでも絶妙のタイミングのシャッターであったと思います。
実は名古屋の撮り鉄さんたちのグループが共同で写真をUPしているブログがあり、それをよく見に行くのですが、私(乗り鉄)のコンデジ写真とは全く異なり、隅々まで計算されたその構図には毎度唸っています。『餅は餅屋』というか、『撮り鉄』は『撮り鉄』であり、『乗り鉄』とは異なる世界がそこにあることを改めて感じた今回の「シキ」でした。
鉄道趣味は奥が深いですね。