2012年09月09日 23時20分

「天竜浜名湖鉄道」(天浜線)文化財めぐりの旅(15)。

「俺が乗り鉄だった頃、友達は撮り鉄だった。先輩は模型鉄で、後輩は収集鉄だった。わかるかな~ わかんねぇだろうなぁ~」。『松鶴家千とせ』さんのギャグをもじってみようと思いつつこの程度しか思いつきませんでした。

そもそも「わかるかな~ わかんねぇだろうなぁ~」で一世を風靡した漫談家のことを知っているのは一定の世代以上でしょう。私はそのシュールさが好きでした。(失礼な書き方をしましたが、『松鶴家千とせ』さんは現役で活躍されています)

何でこんなことを書いているかと言えば元はと言えば『天浜線が二俣線だったころ、天竜二俣は遠江二俣だった。運転区は機関区で、DCはSLだった』てな感じはどうかな?と思いつつ、ギャグになっていないということに当然のように帰結し、冒頭の部分を考ええみたのですが、結局恥の上塗りでした。

さてこの高架貯水槽も文化財です。ところで素朴な疑問です。天竜浜名湖鉄道では「高架貯水槽」として登録されていますが、同様のものが若桜鉄道の若桜駅では「給水塔」として登録されています。その違いは何?

ところでこの給水塔は、いやっ高架貯水槽は・・・、私には“給水塔”の方が馴染んでいるのですが、ここは正しく登録名で表記します。さてさてこうして下から見るとまるで巨大ロボットにも見え、このアングルで見上げてみたとき「本格科学冒険漫画20世紀少年」(作者;浦沢直樹)に出てくる正に東京を破壊しつくすあの“ロボット”を思い浮かべていました。ビッグコミックスピリッツか単行本を読まれた方、もしくは映画を見た方には「わかるかな~」(わかってもらえるかなぁ~)、読んでいても見ていても「わっかんねぇだろうなぁ~」(わかてもらえないだろうなぁ~)という落ちが先にあった今回の話しでした。すいません。何を書いているのか怪しくなってきました。

ようするに『足』の部分が面白いと言いたかったのです。参考までにこの貯水槽は“現役”だそうです。『車両洗車装置』にも水を送っているそうです。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!