2012年09月16日 23時08分

「天竜浜名湖鉄道」(天浜線)文化財めぐりの旅(20)。

登録有形文化財「機関車扇形車庫」です。

※全景は今シリーズ(17)をご参照ください。

パッと目につくのが木製の観音開きの扉で、何とも『昭和』です。遠目ではさほどでもなかったのですが、近づけば近づくほど…、等と書くほど私は「扇形庫」を知っているわけではなく、真面に見たのは北海道小樽市にある『小樽市総合博物館』の扇形庫(国の重要文化財「旧手宮鉄道施設 機関車庫一号、三号」)位です。

他の扇形庫も行ったことはあるのですが、そもそもこのブログを始めるまではあまり観察することはありませんでした。またこの写真のように車庫の中を覗くことはあっても写真を撮影することはあまりありませんでした。もっともブログだけが理由ではなく、もう一つNPO法人「名古屋レール・アーカイブス」の会員になったこともあります。アーカイブとしての映像を数多く見るようになり、「撮り鉄」写真だけではなく日常の光景というか何気ない風景もあって始めてアーカイブという気がしています。これはテレビのアーカイブも同じです。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!