2012年09月19日 20時36分

「天竜浜名湖鉄道」(天浜線)文化財めぐりの旅(23)。

7月28日の14:38。30分以上遅れていた下り「新所原」行き列車の折り返し「掛川」行き『TH3501』号は定時で「天竜二俣」駅に到着しました。

「新所原」の折り返し時間の17分や交換待ちの時間、停車時間の余裕を調整したのだろうと思われましたが、私のような「金指」駅見学は無理だったでしょう。

さてこの『TH3501』。私がここ「天竜二俣」に来る途中、「西気賀」駅で出会っていますので、『見学ツアー』が終わったらこの車両に乗って「掛川」に向かうことは承知していました。

ただこの車両は1形式1両という珍しさがあり、天浜線を乗るにあたって、体感したい車両ではありました。全線で67.7キロという距離があっても一つの路線ゆえ出会う(見る)ことは絶対に出来ますが、実際に乗車するのは16両を所有する天竜浜名湖鉄道ゆえ偶然に左右されます。もっとも乗車して「得した」気分になれるのは、多分にそのカラーリングにあり、もしもこの車両が他の車両と同じ塗装であれば、私のような乗り鉄の場合、これほど『ラッキー』とは思わなかったかもしれません。

かくして14:47、「天竜二俣」駅を定時に出発しました。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!