「名古屋」~「東京」間はいつものJR東海の「エクスプレス・カード」で移動し、「東京」から「江差」までの乗車券、特急券を別途購入しました。
昭和の時代に、『「乗車券」を記念で頂きたいのですが…』と下車駅の駅員さんにお願いすると「無効」という印が押され、使用済みの「乗車券」が私の手元にやってきました。もっとも国鉄・東京(北・南・西)鉄道管理局管内の駅ではその「無効」の措置があったと聞いたことはなく、実際に私の手元にも残っていません。それはJR東日本に移管後も変わりはなかったという記憶だったのですが、ある時、そのJR東日本でも使用済み「乗車券」が記念にもらえるようになったという話しを聞き、実際に私の手元にも“合法的(?)”に「乗車券」が残るようになりました。
それが今や乗車券には「乗車記念 使用済」の印が押される時代となり、今回は上から「JR東日本」「JR北海道」の「乗車記念」印も収集できました。
では、一番下の乗車券の「済」の印は「江差」駅で押されたものでしょうか?という書き方をすれば『駅』で押されたものではないとお察しいただけると思いますが、これは4174Dの運転士さんが押してくれたものです。ワンマン運転のこの列車の終点「江差」到着時、車内で運賃の清算を行っていたので、駄目で元々と思いつつ運転士さんに「乗車券がほしいのですが…」と遠慮がち(本当です)にお願いしたところ、カバンの中からこの印が出てきて、結果として私の手元に「東京」~「江差」間の乗車券が残りました。一応お断りしておきますが、他の乗客の方が全員下車するのを見届け、それからこの行動をしています。ですから『江差駅』構内で押されたものですが、『駅舎』で駅員さんに押されたものではないというのが正解と言ったところでしょうか?
ところで…、という書き方を敢えてさせていただきますが、「江差駅」は有人駅です。但し、窓口が開いているのは9:00~17:00であり、出札業務はしていますが、改札・集札業務はしていません。
そのため「済」の印を運転士さんが押してくれたもので、駅員さんがいても「乗車記念」の印は押してもらえません。もっともこれは駅員さんに確かめたわけではなく、運転士さんの行動が自然だったので私はそう思っているのですが、間違いはないはずです。
ただ「入場券」が無いというのは駅員さんに確かめました。ですから昨日のブログでUPしたような入場券は、たとえマルス発券であっても今は存在しません。