2012年10月04日 21時24分

シンガポールの公共交通(2)。

MRTとは日本の地下鉄と思っていただいて良いかと思います。地上区間もあり、その区間を乗車すると東山線の高架区間と言うよりは郊外電車の雰囲気となります。(写真は次回)

さて近代建築の典型と言ってよさそうな斬新な構築物は如何にもシンガポールと言った感じですが、その真ん中から下の楕円の鳥籠のようなところが南北線「オーチャード」駅の出入り口で、そこから地下に向かってエスカレーターが設置されています。これほどおしゃれな感じの出入り口は、世界でもそうそう見かけることはないのでは?

一方こちらは環状線「プロムナード」駅の構内です。立体的なアートが展示されており、このアートの下にホームがあります。

こうした優れたデザインの出入り口や大なり小なりの芸術作品の展示はこの2駅に止まらず、観光地巡りで乗降した駅で数多く見かけました。シンガポールのMRT駅の出入り口や構内のアート展示についてはあまり雑誌・書籍・HP等で見かけませんが、もしも出かける機会があれば『横見浩彦さん』ばりに全駅下車を目指すのも面白いかもしれません。恐らく2日くらいでシンガポールという一国の鉄道の全駅下車が達成できると思われます。もっともチャレンジした人はいないと思われますが…。なお、私自身が乗降した駅は10駅程度でMRT全駅がこうなっているかは保証の限りではありません。無責任極まりない記事で申し訳ありません。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!