2012年10月07日 21時39分
今回の写真は、日本だけではなく、恐らく珍しい風景です。何が?それはこの車両が先頭車だからです。左側のシートに座る女性の頭の上に」窓があり、そこから車外の風景が覗いています。
この線は「北東線」で、Wikipediaによれば『世界初の地下鉄のよる全線無人運転』とあり、たまたま先頭車に乗ったことで気付いたもので、偶然の行動が無ければその事実を私が知ることはありませんでした。そして親子連れが座っている右側のシートと先頭部分には空間があり、そこは“パノラマ”とまでは言えないまでも全面展望が細やかながら見える特等『立席』で、そこに陣取れば他の乗客には全く迷惑の掛からない理想的なお立ち台となっていました。
まずはそこからの情景を一枚。先に見える白い部分は駅なのですが、完全に白く飛んでいるので、ある種幻想的ですらあると自画自賛させて頂きます(冗談です。悪しからず)が、実際には残念ながらあまりファンタジーな光景とは言えません。
こちらはホームで停車中にその行先を撮影したもので、灯りがあるので色々なものが多少はっきり写っています。右側の青色の点灯は、恐らく信号機のようなものではないかと思いましたが、左側の白い点灯は何の役目があるかについて推理すらできませんでした。それにしても無人運転なのですが…。