2012年10月16日 22時00分
山陽新幹線「岡山」開業の際のキャッチフレーズは「ひかりは西へ」でした。何の脈絡もありませんが、平成24年10月11日(木)、12日(金)の2日間、休みを取ることができたので、「のぞみで東」を目指すことにしました。
名古屋駅に到着したのは7:20頃。
7:31発の「のぞみ206号」に乗車予定だったのですが、ふと見上げると…。いつもの見慣れた列車の案内表示なのですが、時間順に並べてみると、7:24(のぞみ102号)、7:28(こだま632号)、7:31(のぞみ206号)、7:34(ひかり506号)、7:40(のぞみ302号)、7:42(のぞみ104号)となっており、この運転間隔の平均は、名古屋市営地下鉄で言えば、鶴舞線・桜通線よりも短いことになります。そしてこれらの列車が全て16両編成(編成定員1323人)でかつ時速270キロで雁行するわけですから、『日本の技術力』を改めて感じずにはいられませんでした。もっともこれだけの輸送力が必要な国は世界ではあまりないかもしれません。『大は小を兼ねる』と言う言葉がありますが、東海道新幹線を『大』と捉えて世界で活躍する時代が来てほしいと願っています。
そんなことを考えながら案内表示を見ていたら、曇り空が少し晴れ、スパイラルタワー越しに太陽を感じました。日の出の時間から1時間半過ぎており、朝日と言うには少々遅い時間(撮影したのは7:28頃)かもしれませんでしたが、この日から4日間の北海道「鉄」旅のこれからを予感させてくれました。