2012年10月24日 23時04分
「青森」を13:17に出発し、取り敢えず腹ごしらえです。
車内販売で買ったのは伯養軒の「むつ湾産 帆立釜めし」(900円)。「新青森」での17分の乗り継ぎ時間では駅弁を買う時間が無かっただけに、昼飯時の車内販売での購入はある種の賭けでした。まずは名物駅弁が買えたのはラッキーだったかもしれません。
前にも(1年以上前?)書きましたが、30年以上前の私が全国の鉄道をひたすら乗っていた頃の駅弁は、一部の名物駅弁を除き、やや割高であり内容・味も今一つの印象でした。こういう書き方をするとお叱りを受けかねないことは承知で書いていますが私の戯言(たわごと)と言うことでお許しください。
その“駅弁”が変わったきっかけは、『持ち帰り弁当』の登場から始まり、怒涛の勢いで一気に普及した『コンビニ弁当』という強力な競争相手の登場。そして“窓の開かない列車”が増えたことなどではなかったかと私は思っています。その中でこの『帆立釜めし』は、私の記憶間違いでなければ「青森」駅で昭和49年頃にも売っていたはずで、ひょっとしたらその時に食べていたかもしれません。長く愛されている駅弁が今もあるのには『理由』があると実感しながら食べていました。お勧めです。
そうこうする内に「スーパー白鳥19号」はいつの間にか青函トンネルに入っていました。
青函トンネルを抜けると待っていたのは、標準軌との3線区間。2015年度開通予定の北海道新幹線の工事は着実に進んでいるようでした。