2012年10月27日 22時46分

北海道への道(11)「江差」駅に到着。

4174D「江差」駅に到着。15:51の定時でした。下車したのは6人。

10月11日(木)の江差地方の天候はとても不安定で、写真では駅舎の前は雨ですが、後ろを見ると晴れ間もあり、それからしばらく経って江差町の『防災放送』では「竜巻の発生」を伝えていました。夕方の北海道ローカルのテレビニュースでは、正に江差町で発生した竜巻が『写真』を使って放送され、正直言って「ゾっ!」としました。

駅を出て2~3分で目の前には日本海の荒々しい海が広がり、砕け散る波にこの日の天気が象徴されていました。

ところでこの写真は昭和52年2月10日発行の「入場券」で、この日は駅に降り立っただけでしたが、今回はここ江差で一泊しました。15:51について何故宿泊までしたかは近いうちにこのブログで書きましが、利用者の少ない原因が一つ分かった気がしました。

それは街の中心部から駅が少々離れていること。

歩くと20分くらいかかり、私は荷物があったのと雨が降っていたのと両方の理由から予約していたホテルまでタクシーを利用したのですが、要はそれ位の距離です。また函館起点で考えれば路線バスもあり、そのバスは街をほぼ縦断するように走っており、それも江差線の利用者数に影響しているのかもしれません。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!