2012年10月29日 21時44分

北海道への道(13)「キハ」車内に、あるものが…。

この写真は、「江差」まで乗ってきた『キハ40 1807』ではなく、翌10月12日(金)に「江差」から「木古内」まで乗車した4175D『キハ40 1810』で撮影したものですが、真新しいナイロン製と思しき黄色いバッグに『鉄道車両用 非常脱出ハシゴ』と書いてありました。今までこうしたものをあまり気に留めたことが無かったのですが、以前からあったのでしょうか?

※その用途については容易に想像がつきますのでここで詳しく書く必要はないのでしょう。

 

去年(2011年)の7月12日、2429D(「滝川」発「釧路」行き)に乗った際のキハ40『キハ40 737』『キハ40 739』が北海道で一番近々に乗車した一般形気動車なのですが、その車両の中にこれと同様のものを見かけた記憶が私にはありません。もっと言えばこれほど鮮やかな黄色のバッグを見落とすとは考えられません。

一方こちらは一昨日(10月27日)、JR九州の日田彦山線に乗車した際、『キハ147 184』の車内で撮影したものです。『非常用梯子』とあり、用途はキハ40の車内と同一でしょうが、こちらの袋は随分、年季が入っており、しかも荷物棚への簡易的な固定ではなく座席にしっかりと据え付けられていました。各社各様に順々に整備されているということでしょうか?

 



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!