2012年11月12日 22時45分

鉄道コレクション(鉄コレ)=名古屋市電1400型

後にも先にも私が持っている「鉄道コレクション(鉄コレ)」は小湊鉄道の「キハ213号」(小湊鉄道の「運転体験」で運転した車両)だけでした、昨日までは…。でも昨日(11月11日)そこに名古屋市電1400型が仲間入りしました。

名古屋市営交通90周年記念で11月10日(土)に発売されたのですが、発売数が『10,000』ということでしたので初日に売切れることはなかろうと思い、昨日、 「こども鉄道博士選手権」の収録の前に「金山」の交通局サービスセンターで購入しました。(土曜日は所用で買いに行けませんでした)

良いですね、1400型。

鉄コレの1421号は「レトロ電車館」にいる電車ですので、次の日曜日(11月18日)に日進工場で開催される『市営交通90周年記念メインイベント』のついでに、レトロ電車館で本物をチェックしてみることをお勧めします。

写真は、廃止直前の「市立大学病院」電停(桜山交差点=地下鉄桜通線「桜山」駅)を行く『1427号』です。

私の人生の中で、一番多くの回数乗車した名古屋市電の型式は間違いなく1400型です。昭和30年代(小学生)の電車の記憶はそもそもないのですが、昭和40年代(中学校~高校~大学)になると記憶が鮮明にあり、特に高校通学時は「桜本町一丁目」と「市立大学病院」の間を毎日使用しており、乗っていたのが31系統(金山橋~笠寺西門)、33系統(東新町~港東通)、61系統(今池~昭和町)の3系統でその3系統とも主力が1400型でした。でも今思い返してみれば、名古屋駅・栄町を中心に活躍していた1400型以降に投入された“無音”電車は、悲しいかな「桜本町一丁目」に現れることなく最終日を迎えました。(私の記憶です)

それでも市営交通90周年の「鉄コレ」が“無音電車”ではなく1400型となったのは、個人的には嬉しく思っています。

ところで写真の31系統は電車の方向幕が「港東通」だったことで選んだ写真です。上に書いた通り、31系統は本来「笠寺西門」までだったのですが、全線廃止間近になり路線縮小が相次ぐなか、最後までの残った31系統はその終点が廃止となった33系統を補完するように「港東通」まで延長されていました。私が高校を卒業してからのことでした。

最初の写真の「鉄コレ」ですが、まだ系統板・方向幕等を貼っていません。「31系統」「笠寺西門」にしようかと思っています。

 

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!