2012年11月16日 21時42分

特別快速「きたみ」で遠軽へ(1)。

平成24年10月13日(土)、札沼線に乗車の後は、「滝川」13:29の稚内行き「サロベツ」で「旭川」へ移動。左側の車両がそれです。

このまま「稚内」まで行ってしまおうか…、という想いはよぎったものの何とかそれを断ち切り、次の機会に託すことにしました。「稚内」も昭和49年に行って以来、足を運んでいません。

さて超近代的なセンスあふれるヨーロピアンな雰囲気の「旭川」駅の利用は2度目で、その広々とした空間とモザイクのような鉄骨は秀逸なデザインと感じています。

「旭川」駅を一歩外に出てみれば、昨年の7月12日に利用した時よりも随分、すっきりした感じです。それにしても駅舎から表通りまでがやっぱり遠い。もっとも迷路のような通路を辿ることはなくなりましたが…。まあそんなことはともかく、昨年は見えなかった駅舎をやっと確認できました。

その2番線に停まっていたのは『キハ54 503』特別快速「きたみ」北見行きです。発車が15:05でしたので、単行であるのは分かっていたのですが、私は待合室でのんびり構えていて、それでも14:50頃ホームに着き『余裕で転換クロスシート』と思いきや、『転換クロスシート』の席は、既に一人は座っている状況で、ロングシート部分にほぼ誰もいない状況で、クロスシートの“お隣さん”になる勇気もなく、仕方なくロングシートに座るという何とも石北本線には似つかわしくないことになってしまいました。まあこればかりは諦めるしかないですね。

ところで最初から快速「きたみ」で「遠軽」に向かおうと決めていたわけではありません。もう一つの選択肢は「滝川」13:44の根室本線2431D「落合」行きに乗車し「富良野」着14:50、「富良野」発15:16の富良野線9632レ「秋の南富良野ノロッコ号」に乗り継ぎ「旭川」着16:27。「旭川」発16:42の15D特急「オホーツク5号」で「遠軽」(「遠軽」着18:43)へと向かうというものでした。

実はこの日の朝まではこのスケジュールを念頭に『一日散歩きっぷ』を買っており、最終的には滝川駅前の食堂に昼ご飯を食べながら、「石北本線」の“風景”を選ぶことにしました。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!