2012年11月22日 20時25分

平成24年の「丸瀬布森林鉄道」(1)、秋晴れの「遠軽」駅にて。

平成24年10月14日「鉄道の日」。私はこの記念すべき日にどこに行こうかと思案し、今年出かけるに相応しい場所として「丸瀬布森林公園いこいの森」で動態保存されている『丸瀬布 武利意(むりい)森林鉄道 蒸気機関車雨宮21号』に会いに行くことにしました。

まずは「遠軽」駅。抜けるような青空とはこういうことを言うんだ!と思うほど素晴らしい青空が広がっていました。週間予報どころか前日朝の予報でも「晴れマーク」はなかったのですが、実に清清しい朝を迎えました。日頃の心がけの良さはこうした「絶対に晴れて欲しい」と思ったときに報われるのだと改めて自画自賛していました。(妄想です)

でもそこは北海道。朝の寒気は名古屋と大違い。待合室のストーブには火が入り、思わず手をかざしてしまいました。

さて列車の出発までの時間を利用し、構内を一巡。この写真は、かって「名寄本線」が繋がっていた方向を写したもので、一見、このまま列車が走って行くような不思議な錯覚に捕らわれました。名寄本線の廃止は平成元年で、もう24年も経っています。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!