2012年12月05日 22時52分

10月27日、「ゆふいんの森」に乗る。(3)

「ゆふいんの森号」はキハ71系と72系の2系列の車両が充当されています。

「ゆふいんの森1号」はキハ72系で、キハ71系とは外観も客室設備も異なりますが、イメージが変わらないのは素晴らしいと思います。そして私は「日田」駅で下車。2分ほど遅れて10:36着で、乗車した時間は1時間16分と短かったものの、気持ちはとても充実し、満足していました。

「ゆふいんの森」を見送り、そのままホームに居残って側線に停車中の車両をパチリ。

旧国鉄色の気動車が話題に上ることの多いJR各社ですが、JR九州のカラフルなDCも私は好ましく思っています。例えば名古屋と九州ではやはり車両に対する考え方が異なっていることが手に取るようにわかり、キハ125系には、窓の上に「YELLOW ONE MAN DIESEL CAR」の文字があり、また下には「Y-DC125」とペイントしてあるのが、如何にもJR九州らしさを感じさせます。

一方、220系のこの写真で言えば前扉と中扉の間には「220 DIESEL CAR」と目立つように書かれ、先端部には「220DC」の文字が3か所あったり、“列車”というよりは“バス”に近い巨大な方向幕も目を引きます。鉄道雑誌等でこうした車両たちの姿は見ているのですが、やはり自分の目で確かめるとより「成程」度が上がりますね。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!